名古屋市科学館での小惑星イトカワ・リュウグウ ダブルサンプル展示に協力しました

2024年8月6日 (火) ~ 8月25日 (日) の期間,名古屋市科学館 天文館5階 デモスペースにおいて開催された「小惑星イトカワ・リュウグウ ダブルサンプル展示 in 名古屋市科学館」に東京大学宇宙惑星科学機構 (UTOPS) ・地球惑星科学専攻が協力しました.

https://www.ncsm.city.nagoya.jp/visit/attraction/itokawa_ryuugu.pdf より

2010年6月に小惑星探査機はやぶさが地球に持ち帰った小惑星イトカワのサンプルと,2020年12月に小惑星探査機はやぶさ2が地球に持ち帰った小惑星リュウグウのサンプルが並べて展示されました.

詳細は以下URLをご参照ください.

https://www.ncsm.city.nagoya.jp/visit/attraction/event/2024/itokawa_ryuugu.html

名古屋市科学館での小惑星イトカワ・リュウグウ ダブルサンプル展示に協力しました はコメントを受け付けていません 社会教育活動, News, UTOPS-News

Read more

高校生を対象とした天文学実習を開催しました

2024年8月6日(月)、7日(火)の2日間、愛知県立刈谷高校、長野県松本深志高校の生徒を対象に、天文学実習をおこないました。はやぶさ2が持ち帰った小惑星リュウグウのサンプルの観察と、そこからわかった結果についての授業を行いました。また、銀河の写真から、銀河までの距離を推定し、それらの銀河の後退速度を使って、宇宙の年齢を考えてもらいました。

高校生を対象とした天文学実習を開催しました はコメントを受け付けていません 社会教育活動, News, UTOPS-News

Read more

高校生がUTOPSを訪問されました

2024年8月2日(金),石川県立小松高等学校の生徒さんが UTOPS を訪問されました.「はやぶさ2」探査や小惑星リュウグウから持ち帰った石についての模擬講義をおこない,実験室を案内しました.

高校生がUTOPSを訪問されました はコメントを受け付けていません 社会教育活動, News, UTOPS-News

Read more

【プレスリリース】
小惑星リュウグウの水に満ちた化学進化の源流と水質変成の証拠
―アミノ酸や核酸塩基にいたる原材料を発見―

共同プレスリリース
橘 省吾(宇宙惑星科学機構/地球惑星科学専攻 教授)

国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸、以下「JAMSTEC」という。)海洋機能利用部門 生物地球化学センターの高野 淑識(よしのり)上席研究員(慶應義塾大学先端生命科学研究所特任准教授)、国立大学法人九州大学大学院理学研究院の奈良岡 浩 教授、アメリカ航空宇宙局(NASA)のジェイソン・ドワーキン主幹研究員らの国際共同研究グループは、慶應義塾大学先端生命科学研究所、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社、国立大学法人 北海道大学、国立大学法人 東北大学、国立大学法人 広島大学、国立大学法人 名古屋大学、国立大学法人 京都大学、国立大学法人 東京大学大学院理学系研究科の研究者らとともに、小惑星リュウグウのサンプルに含まれる可溶性成分を抽出し、精密な化学分析を行いました。水と親和性に富む有機酸群(新たに発見されたモノカルボン酸、ジカルボン酸、トリカルボン酸、ヒドロキシ酸など)や含窒素化合物など総計84種の多種多様な化学進化の現況と水質変成の決定的な証拠を明らかにしました(図)。その中には、シュウ酸、クエン酸、リンゴ酸、ピルビン酸、乳酸、メバロン酸などのほか、有機―無機複合体であるアルキル尿素分子群を含んでおり、物理因子と化学因子のみが支配する化学進化の源流が明らかになりました。次に、二つのタッチダウンサンプリングサイトの有機物を構成する軽元素組成(炭素、窒素、水素、酸素、硫黄)および安定同位体組成、分子組成、含有量などの有機的な物質科学性状を総括しました。

本成果は、初期太陽系の化学進化の一次情報を提供するとともに、非生命的な有機分子群が最終的に生命誕生に繋がる進化の過程をどのように導いたかという大きな科学探究を理解する上で、重要な知見となります。

本研究は、科研費 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化, 課題番号:21KK0062)、北海道大学 低温科学研究所共同プロジェクトほか、研究助成の支援を受けて実施されました。

本成果は、2024年7月10日付(日本時間18時)で科学誌「Nature Communications」に掲載されました。

図:小惑星リュウグウの水に満ちた化学進化の源流と水質変成の証拠を伝える巻物:アミノ酸や核酸塩基の原材料を含む多種多様な進化の様子を示した

小惑星リュウグウは、かつて、水(H2O)を豊かにたたえる母天体であり、太陽系内での進化の過程で凍結/融解を繰り返してきた。可溶性成分を高精度に分析することで、親水性の有機分子に記録された「水質変成」の決定的な証拠を見いだした。水と親和性に富む有機酸群(シュウ酸、マロン酸、クエン酸、リンゴ酸、ピルビン酸、乳酸、メバロン酸など65種を新たに同定)および含窒素分子群(アルキル尿素など有機―無機複合体を新たに19種)の総計84種(構造異性体を含む)を新たに発見した。水―有機物―鉱物相互作用を伴う初生的な分子進化が、現在も進行中であると考えられる。

詳細については、以下をご参照ください。

理学系研究科web:https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/press/10423/
掲載URL:https://www.nature.com/articles/s41467-024-49237-6

【プレスリリース】
小惑星リュウグウの水に満ちた化学進化の源流と水質変成の証拠
―アミノ酸や核酸塩基にいたる原材料を発見― は
コメントを受け付けていません
News

Read more

研究「知」と社会がつながる『八重洲灯台談話会vol.5』で橘教授がお話しました

研究者の知見と視点に触れながら, 企業人, 地域リーダーなどが共に未来を考える対話の場『八重洲灯台談話会』. この談話会の第5回(2024/5/21開催)で探査機「はやぶさ2」が持ち帰った小惑星「リュウグウ」試料の分析からどんなことがわかったのか, 「石」が語る太陽系の起源や進化について橘教授が紹介しました.

お話の中では, 「リュウグウ」の試料を封入して持ち帰ったコンテナのレプリカを手に説明したり, 研究現場のリアルな様子を動画や写真で紹介したり, 最新の研究成果について橘教授がキラキラと目を輝かせてお話する様子に, いつの間にか参加者も引き込まれていました.

一通りお話が終わると, 会場の参加者とオンライン参加の方から次々と質問があがり, その質問に対して一つ一つ丁寧に橘先生が回答しました. 中には小学生からの質問や, 2回目, 3回目の質問をする方もいたほど. 30分以上あった質疑応答の時間もあっという間に終わり, 橘先生をはじめとするみなさんの熱気が溢れる「対話の場」となりました.

こういった対話の場を通じて地球惑星科学の研究・教育活動を知っていただき, 地球惑星科学の研究教育支援基金の応援の輪を広げていければと思っています.

『八重洲灯台談話会』は株式会社エッセンスと東京大学URAの協働で開催されました.
  協力:NPO法人ミラツク
  共催:三井不動産 POTLUCK YAESU

研究「知」と社会がつながる『八重洲灯台談話会vol.5』で橘教授がお話しました はコメントを受け付けていません 研究教育活動, News, UTOPS-News

Read more

【プレスリリース】
リュウグウ試料に初期太陽系の新しい磁気記録媒体を発見
~太陽系磁場の新たな研究手法の確立に期待~

共同プレスリリース
橘 省吾(宇宙惑星科学機構/地球惑星科学専攻 教授)

北海道大学低温科学研究所の木村勇気教授、一般財団法人ファインセラミックスセンターの加藤丈晴主席研究員、穴田智史上級研究員、吉田竜視上級技師、山本和生主席研究員、株式会社日立製作所研究開発グループの谷垣俊明主任研究員、神戸大学大学院人間発達環境学研究科の黒澤耕介准教授、東北大学大学院理学研究科の中村智樹教授、東京大学理学系研究科の佐藤雅彦助教(現東京理科大学准教授)、橘 省吾教授、京都大学大学院理学研究科の野口高明教授、松本 徹特定助教らの研究グループは、探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウから回収した試料(砂粒)の表面を、電子線ホログラフィーと呼ばれるナノスケールの磁場を可視化できる電子顕微鏡を用いた手法で調べました。その結果、磁鉄鉱(マグネタイト;Fe3O4)粒子が還元して非磁性になった木苺状の擬似マグネタイトと、それを取り囲むように点在する渦状の磁区構造を持った多数の鉄ナノ粒子からなる新しい組織を発見しました。磁性鉱物は、初期太陽系の環境情報を記録できる天然の磁気記録媒体と言えます。これまで知られていた記録媒体は小惑星内で水質変質時に形成するマグネタイトや磁硫鉄鉱にほぼ限られていました。今回発見した新しい組織、とりわけ多数の鉄ナノ粒子は、これまで情報の無かった水質変質後の時代における初期太陽系内の磁場情報を記録している可能性があります。そのため、今後は未踏の太陽系形成史に迫ることのできる新たな磁気記録媒体として利用されることで、太陽系形成に関する新しいサイエンスが切り拓かれることが期待されます。

なお、本研究成果は、日本時間2024年4月29日(月)公開のNature Communications誌に掲載されました。

図:宇宙の塵が小惑星リュウグウへ衝突した跡から、はやぶさ2探査機が持ち帰った試料と、その試料に記録されていた磁場の渦を電子の波で観察したイメージ図

詳細については、以下をご参照ください。

理学系研究科web:https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/press/10332/
掲載URL:https://www.nature.com/articles/s41467-024-47798-0

【プレスリリース】
リュウグウ試料に初期太陽系の新しい磁気記録媒体を発見
~太陽系磁場の新たな研究手法の確立に期待~ は
コメントを受け付けていません
News

Read more

UTOPS 初代機構長・星野教授の最終講義がアーカイブ公開されました

東京大学宇宙惑星科学機構 (UTOPS) の初代機構長を務めた星野真弘教授 (地球惑星科学専攻) の最終講義『地球から宇宙へ、プラズマの世界』が2024年2月19日(月)におこなわれ,その模様がYouTubeにてアーカイブ公開されました.

以下からご覧ください.

UTOPS 初代機構長・星野教授の最終講義がアーカイブ公開されました はコメントを受け付けていません News, UTOPS-News

Read more

超小型探査機EQUULEUSが第6回宇宙開発利用大賞に選出されました

UTOPSの船瀬龍教授が開発に携わっている超小型探査機EQUULEUSプロジェクトが,内閣府の主催する第6回宇宙開発利用大賞において「超小型探査機による地球ー月圏における軌道制御技術の実証」の題目で選考委員会特別賞に選出されました.

詳細は以下URLをご参照ください.

https://www8.cao.go.jp/space/prize/prize.html

超小型探査機EQUULEUSが第6回宇宙開発利用大賞に選出されました はコメントを受け付けていません News, UTOPS-News

Read more