2017-10-20 笠原慧准教授が地球電磁気・地球惑星圏学会で大林奨励賞を受賞しました。
地球電磁気・地球惑星圏学会 HP http://www.sgepss.org/sgepss/history/obayashi.html
東京大学大学院 理学系研究科 地球惑星科学専攻 HP http://www.eps.s.u-tokyo.ac.jp/
2017-10-20 笠原慧准教授が地球電磁気・地球惑星圏学会で大林奨励賞を受賞しました。
地球電磁気・地球惑星圏学会 HP http://www.sgepss.org/sgepss/history/obayashi.html
東京大学大学院 理学系研究科 地球惑星科学専攻 HP http://www.eps.s.u-tokyo.ac.jp/
太陽などの恒星や地球のような惑星は,分子雲とよばれる星々の間を漂うガスの雲から誕生します。この分子雲に存在する氷(星間氷)を模した紫外線照射非晶質氷(水・メタノール・アンモニアの混合氷)が,-210〜-120℃の低温で,これまで考えられてきた固体状態ではなく,液体的にふるまうことを発見しました。また,純粋な水からなる氷も紫外線照射により-220〜-130℃で液体状になることを発見し,紫外線照射で現れる液体的なふるまいが,水氷に特徴的な現象であることがわかりました。液体は化学反応を促進するため,星間氷の液体的なふるまいは,生命材料有機物にも関連する複雑有機物の形成を手助けしている可能性があります。また,液体状の氷の存在は塵の効率的な付着を助ける可能性もあり,惑星形成の第一歩である塵の集積過程の理解にもつながると期待されます。
この研究結果は Science Advances に掲載されました.
(Tachibana S., et al., Science Advances, September 29, 2017)
以下のページに詳細解説があります.
http://www.hokudai.ac.jp/news/171002_pr.pdf
http://www.isas.jaxa.jp/topics/001133.html?platform=hootsuite
橘省吾教授がUTOPSの専任教授として着任しました.
NASA associate AdministratorのThomas Zurbuchen博士, およびJPL deputy directorのLamy James博士がUTOPSを訪問しました.
数日間のアナウンスにもかかわらず150人を超える学生が集まった講演会では,”Making Big Ideas Reality: Lessons about Innovation from NASA.”と題したお話を頂きました.
また,宇宙科学に関わる東大 理・工学の教職メンバーと,将来の国際協力を踏まえた宇宙惑星探査に関する議論を行いました.
地下チェンバー(拠点で整備した真空チェンバの通称)でのセッテ
左下に見えるのが,EQUULEUS-EM.その土台が温調テーブル.
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